
太陽光発電・蓄電池・V2H専門情報サイトの管理者です!!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「停電のとき本当に使えるの?」「どのくらい持つの?」「電気代は下がるの?」と不安になりますよね。蓄電池は安い買い物ではないので、仕組みを理解せずに決めると後悔につながりやすいです。

【この記事の信頼性】
太陽光業界に2009年から活動している管理者(営業・二種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、蓄電池の勉強をしたい人向けに、失敗しない家庭用蓄電池導入方法の解説をしています。
この記事では、2026年2月時点の一次情報も参照しながら、停電時に“できること/できないこと”、使える時間の目安、災害対策としての考え方、電気料金削減の仕組み、向き不向きまでを整理します。
- この記事を読むメリット
- この記事を読んで頂ければ、①停電対応の現実、②容量の考え方、③電気代が下がる条件、④家庭に合うかどうかの判断軸(チェックリスト)が分かります。
全国で太陽光・蓄電池の導入を検討しているご家庭に読んでほしい内容です。
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目次
家庭用蓄電池は停電時に本当に使える?
結論として、家庭用蓄電池は停電時に役立ちます。ただし「家中まるごと何でも使える」とは限りません。ポイントは次の3つです。
- 全負荷型/特定負荷型で、停電時に使える回路が変わります(家全体か、指定した回路だけか)。
- 自立運転への切替が必要な場合があり、機種や設定によって自動/手動が分かれます。
- 同時に使える電力(出力kW)に上限があるので、エアコン・IH・電子レンジなどの同時使用には工夫が必要です(機種差があります)。
停電時の運用で迷いやすいので、内部リンクも先に置いておきますね。
内部リンク:停電で焦らないために(全負荷と特定負荷/切替の話)
停電時にどれくらいの時間電気が使えるのか
停電時に使える時間は、ざっくり言うと「使える容量(kWh)÷ 実際に使う電力(kW)」で決まります。ただし、実際は変換ロスもあるので“目安”として考えるのが安全です。
目安の考え方(例)
- 5kWhクラス:スマホ充電・照明・冷蔵庫中心の“最低限”に寄せれば、数時間〜半日程度を狙いやすい
- 10kWh前後:在宅避難で「冷蔵庫+照明+通信+必要に応じて暖房/冷房」を回す現実的ライン
- 15kWh以上:家族人数が多い、在宅時間が長い、冬の暖房負荷が大きい地域などで検討価値が上がる
ただし全国で地域差も出ます。
- 寒冷地・豪雪地帯:暖房や凍結対策で電力消費が増えやすい
- 猛暑地域:冷房の稼働時間が長くなりやすい
- 台風・豪雨が多い地域:停電が長引く可能性を見込む家庭が多い
- 都市部:復旧は比較的早くても、在宅ワークや通信確保が重要になりやすい
「どれくらいの容量が必要か」で迷う方は、まず価格の幅と容量の考え方を把握すると失敗しにくいです。
内部リンク:蓄電池の価格相場(幅がある前提の整理)
災害対策としての蓄電池の役割
災害対策の視点では、蓄電池の役割は「停電をゼロにする」ではなく、生活の最低ラインを落としすぎないことです。たとえば次のような価値があります。
- 情報・通信の確保(スマホ、Wi-Fi、ラジオなど)
- 衛生の維持(トイレ、給水ポンプのある住宅、最低限の照明)
- 冷蔵庫の維持(食材・薬の保管)
- 暑さ寒さの緩和(熱中症・低体温の予防。使い方は出力と容量次第)
ここで大事なのが「停電対策=蓄電池だけ」にならないことです。懐中電灯や水、簡易トイレなどの備蓄も並行して準備すると強いです(停電対策の一般的な備えの例)。また、災害時は安全面も優先です。蓄電池はリチウムイオン電池を含む製品が多く、扱いを誤ると火災リスクが語られます。
東京消防庁は、住宅でのリチウムイオン電池火災について注意点や消火の考え方をまとめています。
総務省消防庁の注意喚起(事務連絡)でも、リチウムイオン電池火災の状況や注意点が示されています。
家庭用の蓄電池はモバイルバッテリーと同一ではありませんが、「発熱など異常時は使用をやめて相談」「衝撃を与えない」などの基本姿勢は共通ですね。
蓄電池で電気料金が下がる仕組み
電気料金削減は、主に次の2パターンです(※電気料金や売電単価は変動するため、2026年2月時点でも将来を断言できません)。
太陽光と組み合わせて「自家消費」を増やす
昼に太陽光で発電した電気を、夜に蓄電池から使えば、電力会社から買う電気を減らせます。これが基本です。
太陽光のメリットは「自家消費で電気代対策」「停電時の備え」ですが、デメリットとして「初期費用」「季節差(冬や雨が多い時期は発電が落ちる)」「反射や近隣配慮」「メンテナンス」もあります。これらを理解したうえで、蓄電池で弱点(夜の購入電力)を補うイメージですね。
ピークを抑える(ピークカット)
在宅時間が長い家庭や、夕方に電力使用が集中する家庭は、蓄電池でピークを抑えやすいです。結果として、購入電力量や時間帯の影響を受けにくくできます(契約メニュー次第です)。
「太陽光+蓄電池の全体費用」と「相見積もりでの比較」は、判断の土台になります。
内部リンク:太陽光と蓄電池セットの相場(比較軸づくり)
内部リンク:蓄電池の見積もり比較(相見積もりの進め方)
どれくらい電気代が削減できるのか目安
削減額は「家庭の使い方」でブレます。ここは断言せず、目安の作り方をお伝えしますね。
目安の式(考え方)
- 年間削減額(概算)=「蓄電池で置き換えられた購入電力量(kWh)」×「購入単価(円/kWh)」
- そこから、太陽光がある場合は「売電していた分を自家消費に回す」ため、売電収入が減る可能性も含めて比較します(卒FIT後は特に要注意)。
「必ず元が取れる」とは言えません。電気料金・売電単価・家族構成・在宅時間・設備条件で変わります。逆に言うと、条件が合えば“納得できる回収”になる家庭もあります。
内部リンク:蓄電池で元を取る考え方(条件差の整理)
蓄電池が向いている家庭・向いていない家庭
ここが一番大事なので、判断軸をチェックリストにしますね。
向いている家庭(当てはまるほど検討価値が高い)
- 停電の影響が大きい(小さな子ども、高齢者、在宅医療、在宅ワークなど)
- 昼または夕方以降の在宅時間が長い(自家消費・ピークカットが効きやすい)
- 卒FITを迎えた/迎えそう(売電より自家消費に価値が寄りやすい)
- 台風・豪雨・豪雪・地震など、地域の災害特性を踏まえて備えたい
- 家の電気使用量が多い(オール電化、電気暖房、エアコン稼働が長いなど)
向いていない(優先度が下がりやすい)家庭
- 昼間ほぼ不在で、夜も電力使用が少ない
- 停電しても許容できる(短時間なら困らない)
- 設置スペースや工事条件が厳しく、費用が大きく跳ねる可能性が高い
※ただし「向いていない=不要」と断言はできません。防災価値をどう評価するかで変わります。
工事の不安がある方は、設置場所や工期のイメージを先に持つと安心です。
内部リンク:設置場所と工事日数の目安(不安の解消)
そして、比較で迷う方は「同条件で相見積もり」がいちばん現実的です。
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よくある質問(Q&A)|後悔しないための疑問解消
Q1. 停電になったら自動で切り替わりますか?
機種や設定で変わります。自動切替の機種もありますが、手動切替が必要な場合もあります。事前に切替方法を確認しておくと安心です。
Q2. 家中のコンセントが使えると思っていいですか?
全負荷型なら家全体に給電できる考え方ですが、特定負荷型は指定回路のみです。どちらでも出力上限があるので、同時使用は工夫が必要です。
Q3. 火災が心配です。対策はありますか?
“怖いからやめる”より、正しい対策を取りましょう。異常発熱などがあれば使用をやめて相談する、衝撃を与えない、施工品質を重視するなどが基本です。公的機関の注意喚起も確認してください。
Q4. 工事はどのくらいかかりますか?
設置方法(基礎の種類など)で変わります。目安として、簡易基礎なら1日、基礎工事を含むと数日〜1週間程度を見る考え方もあります(条件差あり)。
まとめ
家庭用蓄電池は、停電時の備えと電気料金の削減(特に太陽光との相性)の両面で価値が高まっています。
一方で、停電時の使い勝手は「全負荷/特定負荷」「自立運転の切替」「出力上限」で変わります。
まずは“できること/できないこと”を理解し、地域の災害特性(猛暑・豪雪・台風・豪雨など)と家庭の暮らし方(在宅時間・電力使用量・停電許容度)から判断するのが安全ですね。
次の行動はこの順がおすすめです。
- 停電時に“何を動かしたいか”を家族で決める(冷蔵庫・通信・照明・冷暖房など)
- 容量と方式(全負荷/特定負荷)を絞る
- 同条件で相見積もりを取り、提案内容と施工体制を比較する
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参考サイト一覧
みんなのエネルギー倶楽部
- 家庭用蓄電池選びに全負荷型と特定負荷型の違いは?災害時に活躍と注意点
https://mineneclub.com/storagebattery-fullloadtype-specificloadtype-difference-disaster-importantpoint/
- 【2025年最新版】家庭用蓄電池の価格・値段の相場っていくら?(相場の幅)
https://mineneclub.com/storagebattery-marketprice/
- 【2025年度】太陽光発電と蓄電池セットの相場価格はいくら?
https://mineneclub.com/solarpower-storagebattery-market-price-manufacturer-comparison-cheapest-price/
- 全国で家庭用蓄電池のおすすめの業者・会社(見積もりサイト活用)
https://mineneclub.com/storagebattery-estimate-comparisonsite/
- 家庭用蓄電池の設置場所はどこがおすすめ?(設置場所・工事日数の目安)
https://mineneclub.com/storagebattery-installation-iocation-recommendation/
- 家庭用蓄電池で元を取る家はある!元が取れる条件と考え方
https://mineneclub.com/storagebattery-take-the-yuan/
東京消防庁
- 住宅でも注意!リチウムイオン電池関連火災
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kasai/lithium_house.html
総務省消防庁
- リチウムイオン蓄電池からの火災に対する注意喚起について(PDF)
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/20240909jimurenraku.pdf
(参考)中部電力ミライズ
- 停電対策をはじめよう!備えるものや今すぐできる対策
https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/entertainment/disaster-prevention-column/06.html
監修

- エコアドバイザー
- 『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、家庭用蓄電池のお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。家庭用蓄電池のことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
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