家庭用蓄電池ってどこに設置するのが良いの?と気にしてしまいますよね。できれば邪魔にならない場所が良いけど、「この場所に置いても大丈夫なのかな?」と疑問が出てくることでしょう
こんなお悩みがある方
・設置する際の注意点はあるの?
・蓄電池はどこに設置するのが良いの?
・設置スペースはどのくらい必要?
そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすく蓄電池の設置場所や工事について解説していきます。
【この記事の信頼性】
太陽光業界に2009年から活動いる管理者(営業・二種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、蓄電池の勉強をしたい人向けに、失敗しない家庭用蓄電池導入方法の解説をしています。
この記事は、家庭用蓄電池の設置場所の注意点や条件、最適な場所、工事内容をお伝えしていきます。
- この記事を読むメリット
- この記事を読んで頂ければ、家庭用蓄電池の最適な設置場所が分かりますので、長く安心して使用していただく事ができるでしょう。
家庭用蓄電池は正しい場所に設置しないと寿命や性能に影響を与えます。なので各蓄電池メーカーは設置場所の注意点を開示しています。その注意点は屋内と屋外で異なり、蓄電池を屋内に設置する際に注意する点は、水回りと火元を避けた場所、屋外設置は重塩害地域、直射日光が当たらない、積雪、極端に高温・低温にならない場所となっています。なので、蓄電池を設置する際におすすめの場所として屋内設置の場合は、水回りと火元を避けた場所で、屋外設置のおすすめの場所は、風通しがよく直射日光が当たらない住宅の北側の場所になります。
ただ、蓄電池は設置スペースの確保が必要になり、商品の離隔や配線のやり取りなどがありますので、設置の際は必ず優良な業者に見てもらいましょう。蓄電池を適切な場所に設置するには業者目線ではなくお客様目線で考えてくれる安心できる業者に依頼することが大切になってきます。
少しでも良い導入を心がけるなら相見積もりは必要です。エコ発蓄電池なら最大5社からのお見積もりが取得できますので、良ければ活用してみて下さい。
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目次
家庭用蓄電池は正しく設置しないと寿命や性能に影響を与える
家庭用蓄電池は正しい設置場所に設置しないと寿命や性能に影響を与えてしまう機器になります。設置条件に合わない場所に設置してしまうと故障の原因にも繋がってきますので注意しましょう。今や国も家庭用蓄電池の普及を進めており、環境問題や太陽光発電を設置されている消費者からの需要も増えてきています。今では、たくさんの蓄電池メーカーが販売されていますが、各メーカーによって特徴があるため設置条件も異なります。安全に蓄電池を活用する為にも適した環境のもとで設置していきましょう。
家庭用蓄電池の設置場所について
家庭用蓄電池の設置場所は設置できるスペース、メンテナンスができるスペース、環境によって設置できるできないがあります。また各蓄電池メーカーによって設置場所の指定もあります。なので機器によって設置場所の指定がありますので確認しておきましょう。
機器によって設置場所の指定がある
機器によって設置場所の指定に関しては、大きく分けて「屋内設置」と「屋外設置」の2つになります。
蓄電池を屋内に設置
蓄電池を屋内に設置する場合は、蓄電池の大きさがコンパクトなメーカーが多いです。また、防水性に対応していない蓄電池になります。そして屋内に設置するには配線のことも考えないといけません。分電盤や蓄電池用のパワーコンディショナまたはハイブリッドパワーコンディショナに近い場所が良いです。
蓄電池を屋外に設置
蓄電池を屋外に設置する場合は、注意点が多いです。温度や湿度、塩害など環境に目を配る必要がでてきます。しかし、環境に強い蓄電池メーカーもありますので、絶対に屋内に設置しないといけないといったことはありません。屋外に設置するということは住宅の生活スペースが狭くならないといったメリットもありますので、屋外に設置スペースがあれば検討してみても良いです。
家庭用蓄電池を屋内設置する際の条件
では、まず家庭用蓄電池を屋内に設置する際にどんな条件があるのか気になることでしょう。
屋内設置の条件
・搬入、設置、メンテナンスが行える場所
・重量に耐えられる床である事
・高温多湿(水回り)でない場所
・火元がない場所
・運転音が気にならない場所
屋内設置を考えている方は、これらの条件がクリアできているかどうか確認してみて下さい。
搬入、設置、メンテナンスが行える場所
蓄電池を屋内に設置する場合は、工事の方が蓄電池を抱えて設置場所まで搬入していきますので、その搬入経路が必要になります。また設置する場所はもちろんのこと、設置するための作業スペースも必要になってきます。そして設置した後も何かあった時にメンテナンスができるかどうかも確認しておきましょう。
重量に耐えられる床である事
蓄電池は電池なので重量があります。イメージとしては単一電池を持ったことがある方は分かると思いますが電池は重たいです。なので、重さに耐えれる床である必要があります。蓄電池は一度設置すると移動させる事ができませんので、しっかりと調べた上で設置していきましょう。
高温多湿(水回り)でない場所
蓄電池は高温多湿(水回り)の場所は控えるようにしましょう。電池なので、高温や多湿、水などには弱いです。安全に使っっていただく為にも高温多湿(水回り)の場所は避けて設置するようにしましょう。
火元がない場所
火元がある場所も注意です。ガスコンロ周りやストーブを置いたりする場所時は避けましょう。これは高温にも繋がってきますので、十分注意していきましょう。
運転音が気にならない場所
蓄電池はほんの僅か運転音がしますので、気になる方は気にならない場所に設置していきましょう。メーカーや方式にもよりますが、蓄電池の運転音は大体35db~40dbほどと言われています。この音の大きさは静かな図書館や閑静な住宅街などで感じる音の大きさになっています。生活している中では気付かないレベルかもしれません。
寝室や書斎などの場所は控えた方が良いかもですね。
家庭用蓄電池を屋外設置する際の条件
次に、家庭用蓄電池を屋外に設置する際にどんな条件があるのか解説していきます。屋外は屋内と違って気温や天候、自然災害などの影響を受ける可能性が少なからずありますので、その分条件が厳しくなっています。
屋外設置の条件
・塩害地域に該当しない場所
・直射日光が当たらない場所
・熱がこもらない場所
・積雪の少ない場所
・高温・低温にならない場所
・メンテナンスのスペースが確保できる場所
塩害地域に該当しない場所
塩害地域とは沿岸部の地域において多く発生する、農作物・その他の植物や電気設備・鉄・コンクリート構造の施設などが塩分によって受ける害のことを指します。なので、海上の波頭が砕け塩水滴が空気中に飛び出し、強風で蓄電池まで辿り着けば錆や故障の原因になってきますので注意しましょう。
ただ塩害地域仕様に作られた蓄電池もありますので、塩害地域の方は塩害用の蓄電池を選択することをお勧めします。
塩害が発生する地域は、【直接波しぶきが当たる場所=岩礁隣接地域】、【海岸から200m~500m以内=重塩害地域】、【海岸から2km以内=塩害地域】と区分されております。
メーカーによっては指定した地域での設置不可の場合も見受けられますので、注意が必要です。
直射日光が当たらない場所
蓄電池を屋外設置する際に主に関係あるのが直射日光が当たるか当たらないかの場所です。蓄電池は高温に弱いので直射日光が当たらない場所に設置していきましょう。なので、できる限り住宅の北側に設置するのが理想になります。住宅の南側に設置してしまうとメーカー保証が下りないケースもありますので注意しましょう。
熱がこもらない場所
先ほど申し上げたように蓄電池は高温に弱いです。なので換気がされていない倉庫の中などは控えましょう。逆を言えば風通しの良い場所が適切になってきますので、ぜひ確認してみて下さい。
積雪の少ない場所
蓄電池が雪に埋もれてしまうと故障の原因にも繋がってきますので、積雪の少ない場所が良いです。埋もれないように基礎を嵩上げすることも一つの対策にもなりますので、設置業者の方にも相談してみることをお勧めします。
高温・低温にならない場所
蓄電池は極度な暑さや寒さに弱い機器になりますので、高温・低温にならない場所に設置していきましょう。とくに年間の最低気温が-10度や最高気温が40度を超える場所は控えましょう。そういった場所に設置すると蓄電池が作動しなくなります。もし、気になる方は屋内設置に切り替えることをお勧めします。
メンテナンスのスペースが確保できる場所
蓄電池は設置して終わりではなく、設置業者のメンテナンスや故障時等の作業スペースを確保できる場所が良いです。なかなかメンテナンススペースを確保をするのは難しいかもしれませんが、蓄電池を長く使うコツでもありますので、設置した後も物などを周りに置いたりしないようにしていきましょう。
各蓄電池メーカーの大きさ!設置場所選びの参考比較
蓄電池を実際に設置するには設置スペースと離隔、作業スペースの確保が必要です。そこで各メーカーの蓄電池の大きさ作業スペース等を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
メーカー | シャープ | 長州産業 | パナソニック | ニチコン | スマートスター | 京セラ | 村田製作所 | 田淵電機 |
蓄電容量 | 9.5kWh | 9.8kWh | 5.6kWh | 12.0kWh | 9.8kWh | 5.0kWh | 3.5kWh | 7.04kWh |
サイズ(mm) | H:685 W:560 D:470 | H:740 W:490 D:295 | H:480 W:610 D:230 | H:1250 W:1060 D:300 | H:1145 W:762 D:440 | H:562 W:482 D:280 | H:792 W:697.5 D:325.5 | H:1070 W:580 D:370 |
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寸法見てもイメージつかない方のために目安をお伝えします。蓄電容量によって寸法は変わってきますので、あくまで参考としてイメージしてみて下さい。
- シャープの蓄電池はエアコンの室外機並みの大きさ。
- 長州産業、パナソニック、京セラは、空気清浄機並みの大きさ。
各蓄電池メーカーの重さ!設置場所選びの参考比較
蓄電池の設置場所を決める上では、蓄電池の重量についても考える必要があります。蓄電池は正直重たいです。蓄電容量が増すにつれて重たくなります。なので蓄電池用のパワーコンディショナと蓄電ユニットが一体になっているニチコンやスマートスターは重量があるので、場所によってはユニック車を使用するケースもあります。
メーカー | シャープ | 長州産業 | パナソニック | ニチコン | スマートスター | 京セラ | 村田製作所 | 田淵電機 |
蓄電容量 | 9.5kWh | 9.8kWh | 5.6kWh | 12.0kWh | 9.8kWh | 5.0kWh | 3.5kWh | 7.04kWh |
重さ | 約120kg | 約102kg | 約68kg | 254kg | 195kg | 約64kg | 88kg | 130kg |
詳細ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
また重量がある場合は、本基礎工事が必要な場合もあります。特にニチコンやスマートスターは本基礎をお勧めします。業者によって「簡易基礎でも大丈夫です」というケースがありますが、そういった場合は設置場所の地盤がしっかりしている場合のみです。例えば埋立地に住宅が建っている場合で、住宅の周りに鋼管杭を打っていなければ蓄電池が沈んでゆく恐れもありますので、ここは長く使うためにも入念に検討してみて下さい。
本基礎を打つ場合は住宅の基礎にアンカーで固定して本基礎単体がで沈まないようにすることをおすすめします。
屋内外兼用のシャープ クラウド蓄電池
シャープの蓄電池はラインナップ全て屋内外兼用の蓄電池になります。ハイブリッド型蓄電池でハイブリッドパワーコンディショナの精度も高いので、ほとんどの太陽光発電メーカーと接続が可能です。蓄電容量は4.2kWh、6.5kWh、8.4kWh、9.5kWh、13.0kWh。4.3kWh以外は全負荷対応にすることも可能です。
シャープをおすすめできるご家庭
・卒FITを迎えたご家庭
・シャープ・国内メーカーの太陽光発電を設置しているご家庭
・売電より自家消費したいご家庭
・停電対策がしたいご家庭
・機能を充実したいご家庭
・安く蓄電池を設置したいご家庭
【家庭用蓄電池】シャープガイドブック!価格相場・設置事例・特徴・口コミ・補助金について
屋内外兼用の長州産業 スマートPVマルチ蓄電池
長州産業のスマートPVマルチ蓄電池はオムロン製の蓄電池になりますので、性能や寿命が良いです。ニーズに合わせたラインナップが豊富で、タイプは単機能とハイブリッドが選べ、停電対応も特定負荷と全負荷の選択が可能です。蓄電容量は6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhとあります。
長州産業をおすすめできるご家庭
・太陽光発電を設置して間がないご家庭
・卒FITを迎えたご家庭
・国内・海外メーカーの太陽光発電を設置しているご家庭
・売電より自家消費したいご家庭
・停電対策がしたいご家庭
・安く蓄電池を設置したいご家庭
【家庭用蓄電池】長州産業ガイドブック!価格相場・設置事例・特徴・口コミ・補助金について
屋内外兼用の京セラ Enerezza(エネレッツァ)蓄電池
京セラの蓄電池は主に Enerezza(エネレッツァ)蓄電池が主体になり長寿命設計になっています。単機能型蓄電池で蓄電容量は5.0kWh、10.0kWh、15.0kWhとランナップがあります。停電対応は特定負荷になります。
京セラをおすすめできるご家庭
・コスト重視のご家庭
・京セラの太陽光発電を設置しているご家庭
・売電より自家消費したいご家庭
・単機能蓄電池を考えているご家庭
【家庭用蓄電池】京セラガイドブック!価格相場・設置事例・特徴・口コミ・補助金について
狭い住宅でも設置できる蓄電池メーカー
場合によっては狭い住宅でも大丈夫かなと気になる方もいると思います。設置スペースで気になる方は「シャープ」と「長州産業」の蓄電池メーカーが良いでしょう。
狭い住宅でも設置可能の長州産業 スマートPVマルチ蓄電池
長州産業の蓄電池は最小クラスの蓄電池になります。大きさのイメージが空気清浄機並みなので、小さいとイメージできると思います。6.5kWhの蓄電池は筐体が薄いので、家の中にデッドスペースがあれば置けたりしますし、16.4kWhの蓄電池に関しては、このクラスの蓄電容量なら筐体が2つ必要なメーカーもありますが、1つで済むのも良いですね。
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狭い住宅でも設置可能のシャープ クラウド蓄電池
シャープの蓄電池は屋内屋外兼用なのにコンパクトサイズです。屋内専用では、他メーカーでよりコンパクトサイズはありますが、屋内屋外兼用ではコンパクトサイズになります。また、大容量の蓄電池のサイズに関しても他メーカーと比べるとコンパクトサイズです。
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塩害地域でも設置できる蓄電池メーカー
日本は海に囲まれている国なので、塩害地域に該当する方は少なくないと思います。なので、塩害地域でも設置できる蓄電池はあるのか気になることでしょう。塩害地域で設置できる蓄電池メーカーは「長州産業」になります。
塩害に強い長州産業 スマートPVマルチ蓄電池
長州産業の蓄電池は塩害地域はもちろんのこと重塩害地域でも蓄電池が設置できるのです。各ご家庭のニーズに合わせれるようにマルチ蓄電パワーコンディショナ、PVユニット、トランスユニットに重塩害対応タイプが揃っています。一般の蓄電池のパワーコンディショナは海岸および汽水域から500m以内には設置できませんが、長州産業の蓄電池は重塩害地域でも設置が可能です。
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蓄電池の設置は必ず複数業者に下見してもらうこと
蓄電池の設置には必ず業者に下見に来てもらうことをお勧めします。希望するメーカーが本当に設置できるのかできないのかを自分で判断するより、経験が豊富な設置業車に見てもらった方がもっと適した場所を提案してくれる可能性もあります。蓄電池の設置は蓄電池本体だけではなくパワーコンディショナや、モニターを設置しなければなりません。また、配線のルートをどうするかも重要項目になります。来てもらうのが面倒かもしれませんが、失敗しないためにも下見は来てもらいましょう。
家庭用蓄電池にかかる設置日数
蓄電池の工事って何日かかるのという相談もありますので説明していきます。
屋内設置の場合
屋内設置の場合は基礎工事が要りませんので、蓄電池の据付、配線工事で1日で終わります。
屋外設置で本基礎の場合
屋外設置で本基礎の場合は、約1週間かかります。本基礎をする場合、枠をこしらえてセメントを詰めていきます。そして乾くまで養生期間を要しますので合わせて5日ぐらいはかかります。本基礎ができれば蓄電池の据付、配線工事に取り掛かり日数としては大体1日で終わります。※基礎の養生期間は季節によって異なります。
屋外設置で簡易基礎の場合
屋外設置で簡易基礎の場合は1日で終わります。簡易基礎も完成したものを現場に持ってきて据え付けていきます。なので蓄電池の据付に少し手間がかかる感じですので、配線工事と合わせると1日で完了してきます。
蓄電池設置までの流れ
蓄電池を契約したらどんな流れになるのかご説明していきます。
- 蓄電池設置までの流れ
- 現場調査(下見)
- 基礎工事
- 蓄電池本体(ユニット)の設置
- パワコンの交換または取り付け
- 配線工事
1.現場調査(下見)
まずは現場調査が必要になります。現場調査は機器をどこに設置するのか配線ルートをどうするのかを確認していく作業になります。また電力会社に電力申請を提出するために家庭内の分電盤や既設の太陽光発電システムの情報が事前に必要になってきます。
2.基礎工事
屋内設置の場合は専用金具がありますが、屋外設置の場合は、蓄電池メーカーによって本基礎の場合と簡易基礎の設置が必要になってきます。本基礎の場合は、事前にコンクリートで基礎を打つ必要があります。
本基礎施工
こちらが本基礎基礎の工事になります。
簡易基礎施工
簡易基礎はもともと規制の商品を使っていきます。
3.蓄電池本体(ユニット)の設置
蓄電池の本体(ユニット)はメーカーによって屋内設置、屋外設置にありますので、設置条件をクリアした上で設置していきます。
屋外設置
屋外設置の場合は簡易基礎または本基礎の上に固定していきます。
屋内設置
屋内設置の場合は各蓄電池メーカーが提供する専用金具を使用して固定していきます。
4.パワコン交換または取り付け
パワコンはタイプによって工事内容が異なってきます。そのタイプとは、単機能型蓄電池とハイブリッド型蓄電池です。そして単機能型蓄電地でも「蓄電池用パワコン別設置」と「蓄電池用パワコン一体型」があります。
単機能型蓄電池(蓄電池用パワコン別設置)
蓄電池用のパワーコンディショナと電池本体を別々で設置するタイプになります。
単機能型蓄電池(蓄電池用パワコン一体型)
蓄電池用のパワーコンディショナと電池本体が一体化しているタイプになります。
ハイブリッド型蓄電池
ハイブリッド型蓄電池は、太陽光発電の電気と蓄電池の電気を1つのパワーコンディショナで管理することができるタイプの蓄電池になります。
5.配線工事
蓄電池を設置する際に発生する工事は「電気工事」になります。電気工事士が配線をおこなっていきます。意外と配線工事は職人によって見た目の拘りや見えない場所の仕事内容もしっかりとする設置業者もあります。
ブレーカーボックス内
ブレーカーボックス内は普段見えないですが、きちんと綺麗に配線処理しているかも確認しておきましょう。見えない部分も拘る業者は選優良店と言えます。
パワコン周辺
パワコンの周辺周りが意外と目に付く工事場所になります。太陽光パネルから降りて来ている配線をパワーコンディショナに入力し、パワーコンディショナから蓄電池本体と繋いでいきます。優良業者ならダクトの色もなるべく外壁の色と併せて、見た目も重視してくれます。
蓄電池本体周辺
蓄電池本体も配線がごちゃごちゃしやすい箇所になります。あまり配管を曲げすぎるとゆくゆく割れてくる可能性もあるので、そういったところも気を遣ってくれる業者は良いでしょう。
蓄電池を適切な設置場所に設置するためには安心できる業者に依頼
蓄電池を安全に設置するためには条件をクリアした上で設置していく必要があります。蓄電池は直射日光や湿気に弱いので、適切な場所に設置しないと寿命や性能に影響を与えてしまいます。
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まとめ
今回は、蓄電池の設置場所について解説してきました。
家庭用蓄電池は正しい場所に設置しないと寿命や性能に影響を与えます。
- 屋内設置の条件
- ・搬入、設置、メンテナンスが行える場所
・重量に耐えられる床である事
・高温多湿(水回り)でない場所
・火元がない場所
・運転音が気にならない場所
- 屋外設置の条件
- ・塩害地域に該当しない場所
・直射日光が当たらない場所
・熱がこもらない場所
・積雪の少ない場所
・高温・低温にならない場所
・メンテナンスのスペースが確保できる場所
蓄電池は設置スペースの確保が必要になり、商品の離隔や配線のやり取りなどがありますので、設置の際は必ず優良な業者に見てもらいましょう。エコ発蓄電池なら最大5社からのお見積もりが取得できますので、良ければ活用してみて下さい。
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監修
- エコアドバイザー
- 『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、家庭用蓄電池のお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。家庭用蓄電池のことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
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