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蓄電池選びに特定負荷型はどうなの?おすすめの特定負荷型のメーカーは?

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家庭用蓄電池を検討する上で、特定負荷型ってどうなの?って気になりますよね。本当に自分の家には特定負荷の方が良いの?と気なったりもしてくることでしょう。

こんなお悩みがある方

・特定負荷型ってなに?

・特定負荷型ってどうなの?

・蓄電池を選ぶポイントは?

・オススメの特定負荷型蓄電池はどこ?

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすく蓄電池について解説していこうと思います。

管理人
管理人

【この記事の信頼性】

太陽光業界に2009年から活動いる管理者(営業・二種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、蓄電池の勉強をしたい人向けに、失敗しない家庭用蓄電池導入方法の解説をしています。

この記事は、特定負荷型をメインに解説しており蓄電池を選ぶポイント、オススメの特定負荷型蓄電池メーカーをお伝えしていきます。

この記事を読むメリット
この記事を読んで頂ければ、特定負荷型蓄電池のことがわかり、蓄電池の選ぶポイントも分かりますので、自分の家に見合った特定負荷型蓄電池の選択ができます。

特定負荷型の蓄電池とは、停電時にご家庭に設置してあるブレーカーの1~2回路分、すなわち冷蔵庫のコンセントやリビングのTVコンセントなど必要最低限の回路が使える蓄電池になります。

特定負荷型のメリットは4つあり、デメリットは3つあります。また特定負荷型でも単機能型蓄電池とハイブリッド型蓄電池の2つのタイプがある。蓄電池を選ぶポイントとしては、蓄電池メーカーの選び方、タイプの選び方、蓄電容量の選び方になってきます。そしてオススメの特定負荷型蓄電池は「長州産業」「ニチコン」「シャープです。

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特定負荷型とは

特定負荷型の蓄電池とは、停電時にご家庭に設置してあるブレーカーの1~2回路分、すなわち冷蔵庫のコンセントやリビングのTVコンセントなど必要最低限の回路が使える蓄電池になります。

左図のように事前に指定したエリアの電気を使用する事ができるタイプです。商品よって違いますが、15~20Aまでの回路を選択することができます。

全負荷型とは

全負荷型の蓄電池とは、停電時に家中の照明やコンセントが、ほぼいつも通り使えるイメージの蓄電池になります。

電気の契約内容にもよりますが、分電盤が75Aもしくは10kVA相当まで、基本すべての部屋の電気が使用できるタイプです。

特定負荷型の特徴

では特定負荷型ってどんな特徴があるの?メリットとデメリットが知りたいという方も多いので解説していきます。特定負荷型のメリットは4つで、デメリットは3つあります。

メリット

まずは特定負荷型のメリットを挙げていきます。4つのメリットは、「全負荷型より安い」「停電時に電気を使いすぎる心配がない」「蓄電池ユニットがコンパクト」「取り扱い蓄電池メーカーが多い」になります

全負荷型より安い

特定負荷型の蓄電池は全負荷型蓄電池に比べて費用が安いです。例えばシャープや長州産業の場合は全負荷型にすると設置する機器が増えます。それに伴い工事の費用もかかるので費用が高くなるのです。ですから特定負荷はその分費用が安いということになってきます。

停電時に使いすぎる心配がない

特定負荷は停電時に電気の使いすぎの心配がないです。特定負荷型は事前に指定した回路のみの電気が使用できますので、最低限の電気しか使用しないので、使用量が少なくなります

なので、蓄電池に余っている電気は少しずつ減っていく感じになります。全負荷型の場合は、ほぼ日常生活並の電気使用量になりますので、電気の減りが早く使いすぎになってしまします

蓄電池ユニットがコンパクト

蓄電池ユニットがコンパクトなのもメリットになります。例えば全負荷型のスマートスターの寸法は高さが1mを超えてきますが長州産業の蓄電池ユニットは室外機並みの大きさなのでコンパクトといえます。

取り扱い蓄電池メーカーが多い

特定負荷型は取り扱い蓄電池メーカーが多いです。なので、ライフスタイルに合った蓄電池メーカーを選ぶことも可能です。

デメリット

続いて特定負荷のデメリットを解説していきます。特定負荷型の3つのデメリットは、「200Vが使えない」「いざ停電時に電気が使えない場所がある」「停電時に暑さ寒さ対策がしにくい」になります

200Vが使えない(IH、エコキュート等)

特定負荷型は停電時には指定した100Vの回路しか使えないので、200VのIHやエコキュートは使えません。

なので、停電時に料理がしたいお風呂に入りたいという希望がある方は全負荷型蓄電池が最適になってきます。もし料理したいとなればカセットコンロを用意しておくことが得策になってくるでしょう卓上IHもありますが電気使用量が多いので、カセットコンロが良いです。

いざ停電時に電気が使えない場所がある

停電時には指定した回路しか使えないので、指定していない回路はいざ停電が起こっても使うことができません例えばリビングの回路を指定していれば、リビング周りのコンセントや照明は使えますが、トイレの照明などは使うことができません

できる限り最小限で済ませたい方は懐中電灯は用意しておくことをオススメします。家の中だけではなく屋外でも安心して行動もできることでしょう。

停電時に暑さ寒さ対策がしにくい

停電時には暑さや寒さ対策でしにくいです。エアコンは200Vだったり100Vでも単独で回路を組んでいますので、冷蔵庫や照明の回路を指定しているとエアコンは使えなくなります

なので夏場の暑い時期や冬の寒い時期に停電が起きると対策ができません。ここで最小限の対策をするとなれば、夏場は窓を開け扇風機で風と通しを良くしたり、冬場であれば電気毛布なら5Wぐらいの消費電力なので対策することも可能になってきます

特定負荷型でもタイプがある

停電対策機能の特定負荷型でも単機能型蓄電池とハイブリッド型蓄電池の2つのタイプがあります。この2つのタイプは蓄電池を選ぶ際に必ずどちらかを選ばないといけません。システム構成を把握した上で、「蓄電池を選ぶポイント」でおすすめのご家庭も紹介していますので、ライフスタイルに合わせて選択していきましょう

単機能型蓄電池

単機能型というのは、今設置してある太陽光システムはそのままで触らず、追加で蓄電池用のパワーコンディショナを付けるタイプの蓄電池になります。その中でも、システム構成が違うものがあります。

単機能パワコン別設置

単機能型でも、蓄電池用のパワーコンディショナと電池本体を別々で設置するタイプ

単機能一体型

単機能型で、蓄電池用のパワーコンディショナと電池本体が一体化しているタイプ

ハイブリッド型蓄電池

ハイブリッド型蓄電池は、太陽光発電の電気と蓄電池の電気を1つのパワーコンディショナで管理することができるタイプの蓄電池になります。

特定負荷型のオススメのご家庭

特定負荷型にオススメなご家庭は以下の通りになります。

おすすめのご家庭

  • 導入費用を抑えたい
  • 停電時は最低限の電気が使えれば良い
  • 一世帯家族
  • ペットなどがいない
  • 小さいお子さんがいない
  • ガス併用のご家庭

蓄電池を選ぶポイント3選

ここまで特定負荷型について解説してきました。停電対応の他に蓄電池を選ぶにあたってポイントがないのか気になりますよね。ここでは①蓄電池メーカーの選び方、②タイプの選び方、③蓄電容量の選び方のポイントを説明していきます

蓄電池メーカーの選び方

蓄電池メーカーの選び方は、今設置してある太陽光発電のメーカーによって変わってきます基本的には太陽光発電と蓄電池のメーカーを合わしたほうが良いですが、蓄電池を販売していないメーカーもあります

なので、異なるメーカーを考える際は相性を調べないといけません

太陽光発電メーカーと太陽光発電メーカーの相性を比較表にしていますので、参考にしてみて下さい。

タイプの選び方

タイプの選び方は、設置してある太陽光発電の設置年数によって選択が変わってきますここでは保証の残年数や固定価格買取制度の残年数によってタイプである単機能型かハイブリッド型にするのか分かれてくるのですが、基準はないです。例を出していますので、どちらが良いか考えてみましょう。

ハイブリッド型の考え方

  1. 今の太陽光発電の保証年数があと1~2年だからハイブリッド型にする。
  2. 保証が切れているのでハイブリッド型する。
  3. 保証は5年残っているが、固定価格買取制度が終わるのでついでにハイブリッド型にする。
  4. 保証も固定価格買取制度も、あと1年とかなのでハイブリッド型にする。
  5. パワーコンディショナが壊れているので、ハイブリッド型にする。

単機能型の考え方

  1. まだ保証や固定価格買取制度が3年間あるので、パワーコンディショナを変えるのはもったいないから単機能型にする。
  2. 固定価格買取制度は終わっているが、保証年数が5年残っているので単機能型にする。
  3. まだ太陽光発電を設置して3年しか経たないので単機能型にする。

蓄電容量の選び方

蓄電容量の選び方は、売電量、電気代の消費量、停電時での使用量の3つの目線になります。蓄電容量によって金額も変わってきますが、手を抜いたり妥協してはいけない項目です。安いからといって蓄電容量を小さくしてしまうと基本的に後戻りできません

蓄電池の増設もできるメーカー(シャープパナソニック田淵電機)もありますが、ラインナップやまた工事代がかかったりするので、しっかりと計算して決めていきましょう。

売電量から計算

売電量から計算する方法ですが、今太陽光発電の電気がどのくらい余っているかという目線で考えます。その余った売電量で蓄電容量を決めていくことになります。

【例えば1ヶ月の売電量が300kWhあり、全て溜めたい場合】

300kWh÷30日=10kWhが一日あたり電気が余っていますので、蓄電容量は10kWhのものを選べばよいということです。あとはその溜めた電気を使い切れるかだと思います。使いきれるかどうかの計算は、次の電気代の消費量で解説していきます。

電気代の消費量から計算

電気代の消費量を目線に蓄電容量を考える方法です。溜めた電気をどれだけ使えるかという点になってきます。特にオール電化の方は、割高の時間帯がありますので、その時間帯別にいくら電気を消費しているか見ていきましょう

【例えば割高な時間帯に1ヶ月の消費量が200kWhあった場合】

200kWh÷30日=6.6kWhが一日あたり電気が使っていますので、蓄電容量は6.6kWhのものを選べばよいということです。

ポイント

先程の売電量と組み合わせると、溜めた電気が10kWhあって、使うのが6.6kWhですから、使い切れない電気が3.4kWhあるということです。余るのは勿体ないと考えるのか、非常用のために常においておくのかという2択になってくるでしょう。

停電時の使用量

最後に停電したときにどんな電気が使えて、どれぐらい使いたいのかという目線です。せっかく蓄電池があるのに、停電時に電気が使えなかったら困りますよね。なので、通常時の蓄電池の使い方+停電時のために溜めておく電気が必要になってきます。

例えば上記のポイントで言えば、使い切っても3.4kWhは電気が余っているので、停電になっても電気が使えます。

しかし売電量が10kWhあって、蓄電容量が6.6kWh以下だったら、電気を使い切ってしまうため、停電したら電気が使えない状態です。

管理人
管理人

使えないのは困るという方は大きい容量がいいですね。

特定負荷型のオススメの蓄電池

特定負荷型の蓄電池を選択する場合は、ポイントを選びつつ蓄電池のタイプ(単機能型蓄電池、ハイブリッド型蓄電池)や太陽光発電メーカーによってオススメが変わってきます

長州産業の特定負荷型

ハイブリッド型蓄電池で特定負荷型にするのであれば長州産業

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ニチコンの特定負荷型

単機能型蓄電池で特定負荷型にするのであればニチコン

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シャープの特定負荷型

シャープの太陽光発電を設置しているのであればハイブリッド型蓄電池で特定負荷型のシャープ

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まとめ

特定負荷型の蓄電池とは、停電時にご家庭に設置してあるブレーカーの1~2回路分、すなわち冷蔵庫のコンセントやリビングのTVコンセントなど必要最低限の回路が使える蓄電池になります。

特定負荷型のメリット

  • 全負荷型より安い
  • 停電時に使いすぎる心配がない
  • 蓄電池ユニットがコンパクト
  • 取り扱い蓄電池メーカーが多い

特定負荷型のデメリット

  • 200Vが使えない(IH、エコキュート等)
  • いざ停電時に電気が使えない場所がある
  • 停電時に暑さ寒さ対策がしにくい

おすすめのご家庭

・導入費用を抑えたい

・停電時は最低限の電気が使えれば良い

・一世帯家族

・ペットなどがいない

・小さいお子さんがいない

・ガス併用のご家庭

蓄電池を選ぶ3つのポイントは、①蓄電池メーカーの選び方、②タイプの選び方、③蓄電容量の選び方になります

そして特定負荷型のオススメの蓄電池メーカーは、ハイブリッド型蓄電池であれば長州産業、単機能型蓄電池であればニチコン、シャープの太陽光発電を設置しているのであればシャープになります

最後に少しでも安く導入するなら相見積もりは必要です。タイナビなら最大5社からのお見積もりが取得できますので、良ければ活用してみて下さい。

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監修

エコアドバイザー
『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、家庭用蓄電池のお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。家庭用蓄電池のことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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