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【家庭用蓄電池】専門家が教える蓄電池メーカーの特徴・比較・選び方を解説

家庭用蓄電池の選び方がわからないし、めんどくさそうだから業者任せという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、本当にその選び方で満足するでしょうか?もし、その選択が失敗したらどうしますか?業者の責任にしますか?

しないですよね。だから、後悔しないためにも蓄電池の選び方は知っておくべきなのです。

 

こんなお悩みを持っている人

  • 蓄電池の選びからが知りたい
  • 各メーカーに違いはあるの?
  • 選ぶサインのポイントっなに?

 

家庭用蓄電池の選び方について解説していきます。各メーカーの比較や特長も説明ます。

 

管理人

【この記事の信頼性】

太陽光業界に12年以上いる運営者が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、蓄電池の勉強をしたい人向けに、失敗しない家庭用蓄電池導入方法の解説をしています。

 

この記事では、蓄電池の選び方が分かるので、ライフスタイルに合わせた蓄電池選びができます。

この記事を読むメリット

家庭用蓄電池は高額な商品です。だから業者任せにして失敗しないためにも、自分たちに見合った蓄電池を選択することができるでしょう。

 

家庭用蓄電池の選び方は、基本は太陽光発電システムとのメーカーを合わせることが基本スタイルです。なぜなら相性がありますので。例えば、太陽光発電システムのメーカーがシャープなら蓄電池のメーカーもシャープということです。しかし、太陽光発電システムが三菱だと蓄電池はないので、蓄電池メーカーを選ばないといけません。あとは売電量や電力の使用量、停電対策によって各ご家庭で変わってきます。

各メーカーによって特長がありますので理解しておきましょう。



人気があるメーカーはどこ?

そもそも人気があるメーカーはどこなのというご質問にお答えしておきます。

今、人気のあるトップ3のメーカーは、長州産業・シャープ・ニチコンです。

この3つのメーカーは、機能性や耐用年数、太陽光発電システムとの相性などの観点から人気があるメーカーになります。

 

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実際の出荷シェア・ランキングの順位は?

次に実際の出荷台数のシェア率を説明していきます。2020年の出荷台数の順位は以下の通りになります。

太陽光発電システムに次いで、蓄電池でも性能面が抜群

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ニチコンは、ほとんどの太陽光発電システムメーカーと繋げやすい点が有利

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伊藤忠商事は、早くから全負荷型蓄電池に特化しており、安定していつもランクイン。海外からの注目度も高い商品。

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人気メーカーの比較

では人気トップ5のメーカーの比較について説明していきます。各メーカー短所長所があります。

基本的に比較する項目は7つ

  1. 蓄電容量
  2. タイプ
  3. サイズ
  4. 寿命(耐用年数)
  5. 停電対応
  6. 保証
  7. 価格

上記の内容も把握した上で、蓄電池を選んでいきましょう。

それでは、各項目ごとにメーカーの比較を解説していきます。

 

蓄電容量

蓄電容量は、余った電気や電力会社の電気をどのくらい溜めたいかという容量になります。

図の数字は一日あたりの蓄電容量になりますので、×30日すると1ヶ月あたりの蓄電容量の数字になります

※実際に使える容量は実効容量になります。

【例】シャープ6.5kWhの蓄電池の場合

実効容量が6kWhなので、6kWh×30日=180kWhが1ヶ月溜めて使える容量になります。 

 

【関連記事】蓄電池の容量の5つの決め方!実効容量とは?計算方法は?各メーカーの容量徹底比較

 

タイプ

蓄電池のタイプは「ポータブル型蓄電池」と「単機能型蓄電池」、「ハイブリッド型蓄電池」の3つがあります。システム構成が違いますので、把握しておきましょう。

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ポータブル型蓄電池

ポータブル型蓄電池は簡易的な蓄電池で系統(電線から流れてくる電気)と繋がないタイプなので、太陽光発電の電気を直接溜めることはできません。そして工事が不要なものや工事が必要なものもあります

アウトドアなどで持ち運びができるタイプは軽量化やコンパクト化しないといけないのでその分蓄電容量は少ないです。しかし自宅でしか使わないとなればある程度の重量や寸法は大きくできるので溜めれる容量も増やせれるといったところです。

【関連記事】

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単機能型蓄電池

単機能型というのは、今設置してある太陽光システムはそのままで触らず、追加で蓄電池を付けるタイプになります。その中でも、システム構成が違うものがあります。

【関連記事】単機能型蓄電池の特徴とは?6メーカー比較から最適な蓄電池を厳選!

 

ハイブリッド型蓄電池

ハイブリッド型は、太陽光発電の電気と蓄電池の電気を1つのパワーコンディショナで管理することができるタイプになります

【関連記事】ハイブリッド型蓄電池の特徴とは?メーカー比較から最適な蓄電池は厳選!

 

サイズ

サイズは各メーカーで大きく変わってきます。特に屋外専用の蓄電池に関しては、サイズも大きく重さも重たいです。

屋内に置く場合は、コンパクト設計になっていますが、置き場所があるか確認しておきましょう。 

 

寿命(耐用年数)

寿命(耐用年数)も各メーカーによって違います。できる限り長く持つ蓄電池が良いですね。 

 

【関連記事】家庭用蓄電池の寿命(耐用年数)って何年?長く使うための7つのコツ

 

停電対応

停電対応は、停電が起きたときにどこの電気が使いたいか選ぶ項目になります。

例えば、特定負荷なら分電盤から1~2個のブレーカを選択し、選択したブレーカーが停電時に使えるようになります。なので、それ以外は停電時に使えないということです。

また、200VのIHやエアコンが使いたいとなれば、全負荷型の蓄電池の選択になってきます。 

 

【関連記事】家庭用蓄電池は災害時に活躍!知っておくべき注意点と全負荷・特定負荷の違い

 

保証

保証に関しては、10年保証のメーカーと15年保証のメーカーに分かれてきます。できる限り長い保証があるメーカーが良いでしょう。機械は10年以降に不具合が起こりやすいのも事実です。 

 

価格

価格に関しては、安いに越したことはないですが、「性能が悪い=安い」では、選ばないと思います。良い商品は費用がかかるものです。

価格に対して価値がある商品かどうかで決めていくのがベストです。 

 

 

蓄電池の選び方

ここまで各メーカーの比較をしてきました。次は、実際にライフスタイルに合わせて蓄電池を選んでいきましょう。

選び方は5項目

  1. 太陽光発電の設置メーカーは?
  2. 太陽光発電の設置年数は?
  3. 蓄電容量はいくらがいい?
  4. 設置場所は?
  5. 停電時の使い方は?

では解説していきます。

 

太陽光発電の設置メーカーは?

今、設置してある太陽光発電システムのメーカーはどこですか?基本的には同一メーカーですが、蓄電池を販売していないメーカーもあります。なので、太陽光発電メーカーにあった蓄電池メーカーの比較表を貼っておきます。 

 

 

太陽光発電の設置年数は?

今、設置してある太陽光発電は設置して何年経ちますか?ここでは保証の残年数や固定価格買取制度の残年数によって単機能型かハイブリッド型にするのか分かれてくるのですが、基準はないです。例を出していますので、どちらが良いか考えてみましょう。

 

ハイブリッド型の考え方

①今の太陽光発電の保証年数があと1~2年だからハイブリッド型にする。

保証が切れているのでハイブリッド型する。

③保証は5年残っているが、固定価格買取制度が終わるのでついでにハイブリッド型にする。

保証も固定価格買取制度も、あと1年とかなのでハイブリッド型にする。

パワーコンディショナが壊れているので、ハイブリッド型にする。

 

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単機能型の考え方

①まだ保証や固定価格買取制度が3年間あるので、パワーコンディショナを変えるのはもったいないから単機能型にする。

②固定価格買取制度は終わっているが、保証年数が5年残っているので単機能型にする。

③まだ太陽光発電を設置して3年しか経たないので単機能型にする。

 

蓄電容量はいくらがいい?

蓄電容量の選び方は、売電量、電気代の消費量、停電時での使用量の3つの目線になります。蓄電容量によって金額も変わってきますが、手を抜いたり妥協してはいけない項目です。安いからといって蓄電容量を小さくしてしまうと後戻りできません。蓄電池の増設もできるメーカー(シャープパナソニック)もありますが、ラインナップやまた工事代がかかったりするので、しっかりと計算して決めていきましょう。

 

【関連記事】蓄電池の容量の5つの決め方!実効容量とは?計算方法は?各メーカーの容量徹底比較

 

売電量から計算

売電量から計算する方法ですが、今太陽光発電の電気がどのくらい余っているかという目線で考えます。その余った売電量で蓄電容量を決めていくことになります。

例えば1ヶ月の売電量が300kWhあり、全て溜めたい場合

300kWh÷30日=10kWhが一日あたり電気が余っていますので、蓄電容量は10kWhのものを選べばよいということです。

あとはその溜めた電気を使い切れるかだと思います。

使いきれるかどうかの計算は、次の電気代の消費量で解説していきます。

 

電気代の消費量から計算

電気代の消費量を目線に蓄電容量を考える方法です。溜めた電気をどれだけ使えるかという点になってきます。特にオール電化の方は、割高の時間帯がありますので、その時間帯にいくら電気を消費しているか見ていきましょう

例えば割高な時間帯に1ヶ月の消費量が200kWhあった場合

200kWh÷30日=6.6kWhが一日あたり電気が使っていますので、蓄電容量は6.6kWhのものを選べばよいということです。

ポイント

先程の売電量と組み合わせると、溜めた電気が10kWhあって、使うのが6.6kWhですから、使い切れない電気が3.4kWhあるということです。

余るのは勿体ないと考えるのか、非常用のために常においておくのかという2択になってくるでしょう。

 

停電時での使用量

最後に停電したときにどんな電気が使えて、どれぐらい使いたいのかという目線です。

せっかく蓄電池があるのに、停電時に電気が使えなかったら困りますよね。

なので、通常時の蓄電池の使い方+停電時のために溜めておく電気が必要になってきます。

例えば上記のポイントで言えば、使い切っても3.4kWhは電気が余っているので、停電になっても電気が使えます。

しかし売電量が10kWhあって、蓄電容量が6.6kWhだったら、使い切ってしまい停電したら、電気が使えない状態です。

管理人
迷いますねー。購入金額や考え方の価値観になってくるでしょう。

 

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設置場所は?

蓄電池の設置場所はデメリットと言われる部分でもあります。屋外に置けなかった屋内に置かないといけないですし、屋内に置くスペースがなければ屋外に置かなくていけません

 

 

屋内

屋内に置く場合は、配線のルートも考えないといけません。蓄電池用のパワーコンディショナ等と繋ぐので、蓄電池ユニットまでケーブルが来るのかという問題点です。そこさえクリアできるば、デッドスペースを探して置き場を決めていきましょう 

 

屋外

屋外の場合は、できる限り蓄電池用のパワーコンディショナとの距離に近いほうが良いです。

近ければ配管なども短くできるので、見た目がスッキリしてきます。 

 

停電時の使い方は?

最後に停電時に関しての内容です。停電が起きたときに、どこの電気が使いたいかという点です。

パターンとしては、特定負荷型と全負荷型の2つです。

 

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特定負荷型

特定負荷型は、事前に指定した特定のブレーカーエリアだけ、電気が使えるようになります

リビングのみとかダイニング部分のみとかというイメージです。

 

全負荷型

全負荷型は、すべての部屋の電気が使えるようになります。ほぼいつもどおりの電気が使えるイメージです。

 

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各メーカの特長は?

それでは、各メーカーの特長を知りたいという声もありますので、紹介していきます。

ここでは、シェア率が高くて上位人気メーカーの特長を解説します。

 

シャープ

シャープの製品の特長は、「長寿命設計」「ハイブリッドパワーコンディショナ」「HEMS」が挙げられます。

「長寿命設計」に関しては、サイクル数(寿命)が12,000回の充放電を繰り返しても70%維持できる設計です。

・「ハイブリッドパワーコンディショナ」に関しては、太陽光発電と蓄電池をハイブリッドパワーコンディショナ1台で管理ができるので、設置スペースがスッキリします。

・「HEMS」に関しては、インターネットを通じて天気予報と連動しますので、雨天時の電気のコントロールなどをしてくれますお昼間の高い電気代は買わないというイメージ

またAI機能搭載で、ライフスタイルに合わせて効率的なエネルギーマネジメントも可能です。

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長州産業

長州産業の製品の特長は、「コンパクトサイズ」「重塩害対応」「CICフレンズプラン」が挙げられます。

・コンパクトサイズに関しては、世界最小で最軽量といったサイズになります。9.8kWhに関しては、壁掛けも可能なので、水害が起こりやすい地域では安心設計でしょう。

・重塩害対応に関しては、海岸線から500m以内でも蓄電池を設置することが可能です。

・CICフレンズプランに関しては、新しい電力会社の「みんな電力」と独自の電力料金プランが定額制にできるという点です。〇〇kWhまでなら〇円といった料金体系です。例えば携帯料金プランでいうと5ギガまでな3,000円みたいなものです。

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ニチコン

ニチコンの製品の特長は、「最大クラスの蓄電容量」「自立運転時の高出力」が挙げられます。

・最大クラスの蓄電容量に関しては、家庭用蓄電池部門では蓄電容量が業界最大クラスの16.6kWhを発売されています。

・自立運転時の高出力に関しては、停電が起きても5.9kWと高い充放電が可能なので、使える電気製品が広がります。例えばIHの出力は3kWなので、IHと他の電気製品の使用が可能ということになります。

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パナソニック

パナソニックの製品の特長は、「ラインナップ」「電池の歴史が長い」「増設ができる」が挙げられます。

・パナソニックはラインナップが豊富です。蓄電池ユニットの組み合わせで、3.5kWh~33kWhまであります。

・電池の歴史が長いです。電池に関しては、1931年から開発などを行っていますので、電池に力を注いでいます

パナソニックの蓄電池は増設ができるのです。なので、33.6kWhまで組み合わせが可能

※消防法の関係で、蓄電容量によっては申請が必要になります。

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伊藤忠商事(スマートスターL)

伊藤忠商事(スマートスター)の製品の特長は、「AI機能」「停電時」「太陽光メーカーを問わない」が挙げられます。

・AI機能に関しては、電気をコントロールしてくれて最適化することができます。月々1320円かかりますが、1,400円ぐらいの効果が出ると言われています

・停電時に関しては、全負荷型なので、停電時には太陽光発電と合わせて家全体をバクアップすることが可能です。

・伊藤忠商事(スマートスター)の蓄電池は、単機能型蓄電池なので太陽光のメーカーは問いません

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田淵電機

田淵電機の製品の特長は、「パワーコンディショナ」が挙げられます。

・田淵電機は、太陽光発電のパワーコンディショナのシェアがトップクラスなのです。なので、パワーコンディショナに関しては、強い部分になります。

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まとめ

家庭用蓄電池の選び方としては、基本的に太陽光発電と同一メーカーになります。しかし、太陽光メーカーが蓄電池を出していない場合は、他社メーカーから選ぶ必要がありますが、総合的に長州産業かシャープ、ニチコンが良いでしょう。

人気がある蓄電池メーカーの比較の項目としては、「蓄電容量」「タイプ」「サイズ」「寿命(耐用年数)」「停電対応」「保証」「価格」の7つの項目があります。

蓄電池の選び方は5つあり、①太陽光発電の設置メーカーから選ぶ②太陽光発電の設置年数から選ぶ③蓄電容量を選ぶ④設置場所を選ぶ⑤停電時の使い方を選ぶといった選び方になります。

自分たちのライフスタイルに合わせて選択していくことが重要になってきます。

また少しでも実質負担を下げて導入するには、相見積もりを取ることは必須です。

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